夫が不倫相手と別れたと言ってから、まだ2週間。
週末の朝、玄関で靴を履く夫に行き先を尋ねると、
返ってきたのは「犬の散歩を頼まれた」という言葉でした。
誰の犬なの?
わが家に犬はいません。
聞き返すと、夫の口から出たのは、不倫相手の名前でした。
「今日、仕事で帰りが遅いらしいから」
別れたはずの人と、まだ連絡を取っていたこと。
その家へ行こうとしていたこと。私は何も知りませんでした。
「もう会わないって言ったよね」
散歩なら許されるの?
夫は悪びれもせず、こう言いました。
「犬には罪がないだろ」
「犬を責めてるんじゃない。別れた相手の家に、また行くのかって聞いてるの」
「慣れてるのが俺だから。散歩だけだよ」
以前から世話をしていたと知り、言葉に詰まりました。
頼みを引き受けたとき、私との約束は頭をよぎらなかったのでしょうか。
「今日だけ」やめればいい?
「分かった。今日は断るよ」
スマホを取り出す夫。でも私は、その「今日は」が引っかかりました。
「これからも頼まれたら行くの?」
夫の指が止まります。
「そこまでは考えてない。もういいだろ…」
その言葉に、私は玄関を動けませんでした。
「もう会わない」と言った人が、今朝は相手の都合に合わせて出かけようとしていた。
私はまだ、この話を終わらせる気にはなれませんでした。
※画像は生成AIで作成しています ※本記事は、編集部が取材した体験談をもとに、プライバシーに配慮して一部内容を編集・再構成しています
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2026/10/29| TAGS: lifestyle
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