娘の下校時刻に合わせたように、雨が強くなりました。
私は傘を2本持って、学校まで迎えに行きました。
校門には、傘を忘れたというママ友が立っていました。
娘に傘を渡そうとしたそのとき、声をかけられたのです。
その傘、貸してくれない?
「うちの子に、それ貸してくれない?」
私が手にしていたのは、娘のために用意した子ども用の傘です。
「これは娘が使うから」
「お宅、学校から近いよね」
ちょうど、ママ友の子も校門から出てきました。
娘はランドセルを背負ったまま、黙って私たちのやり取りを聞いています。
近いんだから走って帰れば?
「貸したら、娘の傘がなくなるよ」
「近いんだから走って帰ればいいじゃない。うちは遠いし…」
校門の外には水たまりができ、車が通るたびに水が跳ねています。
傘を持って迎えに来たのに、娘を走らせて帰す理由はありません。
「この傘は娘に使わせるようのだから」
「でも、あなたの傘に一緒に入ればいいじゃない」
私の傘は大人用とは言え、そんなにサイズも大きくありません。
「2人で入るには小さいから。貸せなくてごめんね」
「私が走ればよかった?」
娘に傘を渡すと、ママ友は「ちょっとの距離なのに」と言い捨て、スマホを取り出しました。
私は娘と並んで校門を出ると、娘がぽつりと聞きました。
「私が走ればよかった?」
「走らなくていいよ。雨に濡れないように持ってきたんだから」
娘の傘を貸さないだけで、貸さない私が悪者のように扱われる。
そのモヤモヤは、家に着いても消えませんでした。
※画像は生成AIで作成しています ※本記事は、編集部が取材した体験談をもとに、プライバシーに配慮して一部内容を編集・再構成しています
🌼「気にしすぎじゃない?」子どもの写真を無断でSNSに投稿したママ友→削除をお願いしたら、まさかの返事
2026/11/02| TAGS: lifestyle
きれいのニュース | beauty news tokyo


