彼と夕食デートに行った日のことです。
注文からしばらくして、店員さんが「厨房が混み合っていて、お料理が遅れています」と伝えに来ました。
急いでいなかった私は、のんびり待つつもりでした。
小声でお店クレームするよう言ってきた
店員さんが席を離れた途端、彼が身を乗り出しました。
「遅すぎるって、君から言ってよ。安くなるかも」
「待てないなら、あと何分か自分で聞けば?」
「そういうんじゃなくて。嫌な思いをしたって言えば、何かサービスしてくれるでしょ」
私を“面倒臭い客”にしたいの?
「私、嫌な思いなんてしてないよ」
そう返すと、彼は声を落としました。
「俺が言うと威圧感あるかもじゃん。だから君が困った顔で言った方がいいって」
彼がさせたいのは、気持ちを伝えることではありません。
値引きのために、不満そうなふりをすることでした。
「そんなのイヤ。言いたいことがあるなら、自分で話して」
料理が運ばれてきても
彼は「得するかもなのに…」と椅子にもたれ、結局、店員さんには何も言いませんでした。
食後、彼はスマホで次のお店を探し、「今度はここにする?」と聞いてきました。
私は「今日は決めないでおく」とだけ答えました。
損得勘定で、私に嫌な役回りを押し付けようとする。
そんな彼との“次回”を、すぐには決めたくなかったのです。
※画像は生成AIで作成しています ※本記事は、編集部が取材した体験談をもとに、プライバシーに配慮して一部内容を編集・再構成しています
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2026/11/05| TAGS: lifestyle
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