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ダイエットは逆効果?! お腹ポッコリの原因は「脂肪」ではなかった?!

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首都圏在住の20代から50代の女性を対象に実施された調査によると、体のパーツで気になる悩みで、最も多かったのが「お腹ポッコリ」(73.8%)、「お腹のたるみ」(71.0%)とお腹周りの悩みが上位を占めたそう!

「ブランでスッキリ!」委員会が2015年6月に実施した、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住の20~50代女性400名に実施したインターネット調査

 

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またこの調査で「お腹ポッコリ」の原因と思うことを尋ねたところ、約6割(59.0%)の女性が「脂肪がついたため」と回答しています。

 

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|“お腹のたるみ”と“お腹ポッコリ”の原因は違う?

 

医療法人小林メディカルクリニック東京院長の医師・小林暁子さんによれば「運動や食事制限等のダイエットによってお腹周りを引き締めることで“お腹のたるみ”の解消につながると考えられますが、“お腹ポッコリ”の解消は“お腹のたるみ”の解消とは対策が異なる」のだそう。そして小林医師によれば「この季節の“お腹ポッコリ”の原因は『夏便秘』と考えられます」とのことです。

 

『夏便秘』とは、食事制限による無理なダイエット、冷たい物の食べ過ぎや夜更かしなどといった夏の生活習慣によって腸内環境が乱れ、引き起こされる夏特有の便秘症状のこと。小林医師によれば「“お腹ポッコリ”の解消には、食事制限や運動といったダイエットではなく、腸内環境を整えるのに効果的な、自然由来の食物繊維を豊富に含んだ食品を積極的に摂取することが重要です」とアドバイスしてくれました。

 

 

 

|“お腹ポッコリ”は、美脚の大敵「むくみ」にも影響あり

 

さらに小林医師は今回の調査で6割(59.6%)の女性が悩んでいる「むくみ(ふくらはぎのむくみ)」は“お腹ポッコリ”による症状である可能性も指摘し、「全身にはリンパ管が張り巡らされていますが、便秘によってガスのたまった腸が腸内や腸周辺のリンパのうっ滞を招き、下腹部から下半身のむくみにまでも影響することもあります」とのことでした。

 

 

 

|“お腹ポッコリ”対策の近道は「腸内環境の改善」

 

『夏便秘』による“お腹ポッコリ”の解消のためには、生活習慣のなかでも食生活を見直すことが大切で、腸内環境を整える自然由来の食物繊維を多量に含む食品の摂取がおすすめ。食物繊維は栄養素の消化吸収に影響を及ぼしながら腸まで達し、「かさ」を増して排便を促し、そのうえ発酵することで腸内環境を整えてくれます。

 

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小林医師は「自然由来の食物繊維を多量に含む食品の中でも、特に<小麦ブラン>は保水性の高い食物繊維を多く含んでおり、お腹の中ので水分を吸収して大きく膨らむことで腸を刺激して、蠕動(ぜんどう)運動を活発にしながらお通じを促す効果があります。しかも、他の穀類、野菜、果物などの食物繊維に比べても、より効果的に“かさ”を増す優れた特長があるんです」とアドバイスしてくれました。

 

 

 

|腸内環境を整えて身も心もスッキリ

 

腸内環境を整えることは“お腹ポッコリ”の原因となる『夏便秘』の解消だけでなく、栄養を正常に吸収し、体に巡らせることができるので、「美しく痩せること」にも繋がります。また、腸は自律神経とも深く関係していることも知られています。

 

ですから身も心もスッキリと前向きで楽しい夏が過ごすためにも、まずは食物繊維の摂取を習慣化して、腸内環境を整えるよう心がけましょう!!

 

 

 

参考:「ブランでスッキリ!」委員会
http://brandesukkiri.allbran.jp/

 

top image:(c) Prazis / Dollar Photo Club


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