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定期的な検診も乳がんの早期の発見&治療の鍵

定期的な検診も早期の発見&治療の鍵。11人に1人がかかると言われる”乳がん”基礎知識

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著名人が乳がんであることを公表したり、若年層でも患者数が増えているということを聞いたりと、漠然と”乳がん”に対して不安を抱いている方も少なくないと思います。

 

”乳がん”は乳房にできる悪性の腫瘍のことを言い、多くの場合は 母乳を乳頭まで運ぶ乳管から発生します。国立がん研究センターの最新調査データによれば、生涯に乳がんを患う日本人女性は11人に1人、 女性の乳がんの死亡数は50年前に比べて7倍に増加しているそう。また、年齢別で見ると30代後半から増加し、40代後半~50代前半にピークを迎えています。

 

 

 

|まずは「自分の乳房のタイプを知ること」が大切

 

 

一般的に日本人は欧米人と比べると乳腺濃度が高いデンスブレスト(高濃度乳房)の比率が高いといわれています。しかも比較的若い人での割合が高く、マンモグラフィーでは乳房内部が「白く」写り、がんのしこりがあったとしても見えづらくなってしまいます。ちなみにGEヘルスケアが世界9か国(対象4500人)で実施したデンスブレストについての認知調査では、全体で31%がデンスブレストについて知っているのに対し、日本人の認知率はわずか1%という結果だったとのこと。まずは自分の乳房のタイプを知ることも重要です。

 

 

 

|”乳がん”は早期発見・早期治療で90%が治る

 

乳がんは早期に発見し適切な治療を行えば、9割以上が治るとも言われています。サイズが2センチ以下でリンパ節に転移がないものであれば「早期発見」と言えますが、大きさだけでは判断できるものではないので、早期の発見と治療のためには、定期的な検診とセルフチェックの習慣付けが大切になります。

 

それでは前回のセルフチェック法に引き続き、検診の方法についても改めて確認してみましょう。

 

 

 

|”乳がん”の検診方法を確認して、自分に合ったブレストケアを

 

乳がん検診は「マンモグラフィ―」「超音波検査機器」のある医療機関や検診機関で 受診できます。国が推奨しているのは40歳以上の方に2年に1度のマンモグラフィー検査ですが、乳房のタイプは人それぞれ。月1回のセルフチェックだけでなく、医師としっかり相談して、自分に合った検診方法を選択しましょう。

 

 

■超音波(エコー)検査 ※一般的に20〜30代向けの検診方法

 

【超音波を当てるだけなので痛みはありません】

 

胸に超音波を当てて調べる方法です。 妊婦の方や若年層の方など、乳房の圧迫に耐えられない方も安心して受診できます。

 

 

■マンモグラフィー検診 ※一般的に40〜50代向けの検診方法

 

【胸を挟んで圧迫して行います】

 

早期の乳がんも発見できる乳房専用のX線撮影。検査時間もたったの20分と手軽に受診できます。

 

 

なお、閉経後は肥満などにより乳がんのリスクが増加すると言われていますので、閉経後も2年に1回程度のマンモグラフィー検診の受診が推奨されています。


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