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麹と酵素の教室(後編)

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酵素不足は慢性病の要因にも

 

『それと同時期に、「酵素不足が多くの病気の原因となるのでは」との疑問を解き明かすために生涯をかけたハウエル博士をはじめ、複数の研究者や医師が酵素療法を実施。ほとんどの研究者は動物由来の酵素を使用していたのに対し、ハウエル博士は特定の菌をつかった植物性酵素を世界ではじめてつくりあげました。これが1940 年代のことです。
そして1985 年には、50 年にわたる酵素研究の集大成を自らの著書『Enzyme Nutrition(酵素栄養学)』で発表。「酵素不足がほとんどの慢性病の原因であり、酵素次第で寿命が長くも短くもなる」ということを膨大な臨床データをもって証明し、全米に大きなインパクトを与えました』

 

長きに渡る研究の結果、実証されている「酵素」の効能。これは期待大! さっそく酵素サプリ!! と思っても、多くの種類があって何を選べばいいのかさっぱり……。

 

『日本では、「酵素」と名のつくサプリメントは市場に多く登場するようになりましたが、人間の消化酵素と同様に働く事前消化を目的としたサプリメントはまだまだ少なく、穀類や野菜、果物を発酵させた発酵食品が「酵素」として販売されています』

 

そうだ、そもそも人間の事前消化に使う酵素が足りず、結果として代謝酵素の生産能力も下がることで老化につながる……というのが前回の話。しかし「人間の消化酵素と同様には働かない酵素サプリ」があるってこと??

 

『酵素サプリメントには、動物性由来、植物性由来、菌性由来の3種類があります』

 

3種類の違いは……そして選ぶべきは、コレ!! >>>


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