ハーバード大生まれのジュエリー・ベンチャー「BaubleBar(バウブルバー)」がNYで急成長中! ここでもキラキラの女子力が、ビジネスの夢を広げている。
今、大注目のジュエリー・ベンチャー「BaubleBar(バウブルバー)」は、先日グーグル・グラスのニュースでもご紹介した、ファッショナブルでちょっと頑張れば手にはいる価格の「ワービー・パーカー(Warby Parker)」のジュエリー&アクセ版といった感じのビジネス・モデル。通常は、インターネット販売のみのブランドとして知られている。
その「BaubleBar(バウブルバー)」がこの夏、SOHOに2カ月限定(~8/13まで)でポップアップ・ストアをオープンした。場所はHouston St.とPrince St.の間のGreene St.沿いにある。
このブランド、創業にいたったエピソードがまず興味深い。2010年にハーバード大学の経営大学院(MBA)を卒業した、Amy JainさんとDaniella Yacobovskyさんの女性二人が創業。二人とも金融系の一流企業に就職し、安定した未来が約束されていた。しかし彼女達は「何か違う……」と思い、会社を辞めて起業することに。 もともとのアイデアは、ハーバード在学時代から。自分でジュエリーを買おうと思ってショッピングしている時、1000ドル以上の高額なものと10ドル以下の安いものはいっぱいあるけれど、その間のちょうど良いお値段で魅力的なデザインのジュエリーがほとんどない……という思いがきっかけとなったのだそう。
本当にビジネス化できるかどうかの研究を重ねてきているようで、そこには教授をはじめとする賢者たちの最新の知恵やアドバイスも取り入れられているのだろう。2011年にたった二人で創業した会社は、2012年7月の『inc. 』の記事で正社員25人、2013年1月の『Forbes』の記事では正社員50人という急成長ぶり! 創業2年に満たない昨年2012年の年商は、なんと約1100万ドル(1ドル=100円換算で11億円!!!)。そりゃあ、業界関係者はもちろん各種メディアからも注目されるってもの。
ハーバード大学院卒の若い女性二人が生み出した、最先端ジュエリー・ビジネスにはどのようなアイデアやデザイン、そして夢が詰まっているのか? これからの展開がとっても気になる!
cooperation & photo; りばてぃ
*profile*
ニューヨーク在住の有名ブロガーでマーケティング・コンサルタント。
ニューヨークならではの最新トレンドや興味深い事象を、独自の視点で綴るブログ「ニューヨークの遊び方」の作者。
text;Yoshie Hattori (3jags)
2013/07/11| TAGS:
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