先日、ハワイでは美味しい食事とワインを楽しむお祭り、「ハワイフード&ワインフェスティバル」が開催されたばかり。ハワイのお酒といえば、コナビールに代表される地ビールは有名だけれど、そもそもワインってあったの……?
ハワイにも、マウイ島にちゃんとブドウが育つワイナリーがある。25000エーカーの広大な敷地でブドウの栽培がされていて、ワイン、シャンパン、そしてパイナップルのワインも生産されているのだ!
ワイナリーがあるのは、カフルイエアポートから車で約45分のところにあるウルパラクア牧場。高山地帯にある為、気温と湿度が低く、ブドウの生産に適した環境が整っている。1974年、牧場の活性化を図るべく、ナパバレー出身のテデスキー氏によってブドウの木が植えられ、ワイン作りがはじまったという。
テデスキー氏はブドウの収穫を待つ間に、大量生産できるパイナップルでもワインを作り、1977年にパイナップルワインを発表。さらに1984年には念願の、ハワイで初となるブドウを使ったワインを発表した。
このワイナリーでは、毎日2回(朝の10:30と13:30)の無料ツアーを行っていて、この周辺の歴史やワインの製法についてお話を聞くことができる。(英語のみ)
そして、何よりも嬉しいのがテイスティングルーム♪
ワイナリーで作られたワインはどれでも試飲OK! 訪れる人はみんな飲みながら、スタッフとワインについて語り合う楽しい時間を過ごしている。もちろん、その場でワインやグッズを購入することも可能。
ではここでワインをご紹介☆ まずはパイナップルのワインから。
あとは、ソフトで辛口な白ワイン「マウイ・ブラン」など。どのワインも、フルーティーなパイナップルの香りで、トロピカルなトーンが楽しめる。
続いて、ブドウのワイン。
女性に人気なのは、「フランボワーズワイン」♡
ここは本当にハワイ?と思うような雰囲気の、歴史あるマウイ・ワイナリー。
ハワイ唯一のワインを是非、マウイで飲んでみて。
cooperation & photo; 内田佐知子
*Profile*
ハワイ在住。ライター、ラジオDJ、通訳&翻訳、コーディネーター等、ハワイと日本をつなぐ架け橋として、多方面に渡って活躍中。
著書に『虹色ハワイのロコ遊び』(ダイヤモンド出版)、『だいすきハワイ!』(産業編集センター) がある。
ブログ 『Paradise Found! ハワイライフ』 http://ameblo.jp/sachiuchi/
2013/10/08| TAGS:
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