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【思考をキレイにする旅の仕方(468)】冒険は身近にあるのかもしれません

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|冒険は身近にあるのかもしれません

 

約5年ぶりに叔母が自宅を訪ねてきました。

 

70代も後半になるのに若々しい。

 

 

数年前、彼女は旦那さまを亡くしました。

 

毎日、話していた相手がいなくなり、

 

「今日も誰とも話さなかったなぁ」

 

とつぶやく日が多くなり、生活の急変を実感します。

 

様々なことが不安を過り、眠れなかった時期もあったのだとか。

 

これではいけないと自治体主催の講座に参加するようになりました。

 

 

そして、もう一つ。

 

ツアー旅行に一人で参加するようになったのです。

 

先日も山口県のツアーに参加したらしい。

 

 

「自由時間の後の集合が緊張するの。

 

ホントにここで合っているのかなぁと。

 

耳も遠くなっているからね。

 

時間が近づくと不安になってきて、バスに乗っていた人を見かけると、あっ、大丈夫だと安心するの。

 

ドキドキなんだけど楽しいのよね」

 

少女のように笑います。

 

 

不安を解決するために頭を働かせる注意力が叔母を若々しくさせているのでしょう。

 

脳の活性化にいいことは言うまでもありませんが、

 

ツアー旅行のひとり旅は、人見知りの私にとっては、かなりの冒険で、未だ経験はありません。

 

冒険は身近なところにあるのかもしれません。<text:イシコ


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