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【思考をキレイにする旅の仕方(469)】旅の本を何冊か手に取り、本の旅を楽しむ

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|旅の本を何冊か手に取り、本の旅を楽しむ

 

4年ほど前から農業に携わるようになり、ゴールデンウィークは苗箱作り、畔の草刈り、田んぼを耕すなど農作業に携わる日が多い。

 

ただ、雨が降ると作業はなくなります。

 

今年のゴールデンウィークは本棚を眺めていました。

 

 

ヨーロッパの長い旅を続けながら執筆を続け、ベストセラー小説を生み出すまでの作家の記録を綴った「遠い太鼓」(村上春樹)、

 

アメリカ大陸横断のヒッチハイクの旅など自身の放浪を元に描いた自伝的小説「オン・ザ・ロード」(ジャック・ケルアック)、

 

テレビで人気者だったコメディアンが体調を崩して手術後、スペインのサンティアゴ巡礼の徒歩旅800キロの記録を綴った「巡礼コメディ旅日記」(ハーベイ・カーケリング)など今まで読んだ旅の本を手に取り、本の旅を楽しんでいました。

 

 

現在、「天路の旅人」(沢木耕太郎)を拝読しているところ。

 

第二次大戦末期、中国大陸の奥地まで密偵として潜入した西川一美の未知なる旅は圧巻です。

 

他人の旅の疑似体験が脳の中で広がっていく時間は、読書ならではの魅力なのでしょう。<text:イシコ


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