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ー女優として、モデルとしての村上さん自身の、ポリシーはなんですか？
　オーソドックス過ぎるかもしれませんが、辛かったり悲しかったりしても笑顔でいること。これはずっと心がけています。もしかしたら心がけすぎて、監督には逆に「喪失感」が見えちゃったのかもしれないですが（笑）　苦しさや悲しみを外に出したくないんですよね。そこで誰かに話を聞いてもらい、共感を得られたらいい部分もあるとは思いますが、私は友人や家族など、大好きな人たちにあまりシュンってしてるところを見せたくなくて。あの黄色いニコちゃんマークみたいに生きていたい、”笑う門には福来る”な人生でありたいと思っています。
　…って言っても、もちろん落ち込んだりもしますが（笑）

ーそれは当然ですよ!!　そういう落ちてしまった時ってどうなさるんですか？
　私、お酒もすごく好きなので（笑）友達と騒いだり……あとは汗をかくことですね。もともと運動するほうではないのですが、ヨガはやっています。趣味で写真を撮ることも好きなので、カメラを持ち出して風景を撮っては、その写真を見て落ち着かせたりすることも。落ちたものは上がるだけなので、いろいろなリフレッシュをして切り替えています。

ーでは、ご自身の「きれい」についてのこだわりを教えてください。
　細かいことを言えばたくさんあるのですが、肌があまり強くないので、夏でもスチーマーを使って保湿しています。あと、髪は冷水で洗う！　これ、頭皮の毛穴がきゅっと締まってフェイスラインがきゅっと上がるんですが、高校のときから冬でも必ずやっている日課です。ちなみに、湯船から出たら必ず手足に冷水をかけているんですが、これは保温効果が高まるらしいですよ。すべて母親譲りなのですが、同じ女性として母からいろいろと学んでいます。

ーこれからの自分がなりたい女性像とは、どんな方でしょう？
　私のまわりにも、素敵に歳を重ねてこられた40代、50代の女性たちがたくさんいらっしゃいますが、まわりの人に元気やパワーを与えてくれるオーラがあるんですよね。それって素晴らしいことだと思うんです。私もそんなふうに、元気や幸せを与えられるような女性になりたいなと思います。

＊お気に入りの「きれいの逸品」は？

週に１〜２回は使用する美顔器（写真左奥）は友人から誕生日プレゼントでもらったのですが、大手のエステサロンではもっと大型のマシンがあるそうですが、そのハンディ版。電磁波を自分の肌質に合わせて一瞬で自動調整してくれる機能がついているんです。効果は絶大で、ケアの前と後ではフェイスラインが全く違うと言われたことも！　このコロコロタイプ（写真左手前）も優秀で、ローラーの付き方が一定方向ではなく、エステティシャンの手技を再現できるというものなんです。
そしてこの『世界が今夜終わるなら』という本（写真右）は、各界で活躍している方々の「最後の夜に何をするか」というテーマのエッセイ集。究極のテーマですが、いろんな方の考え方が見えて興味深いですよ。前向きになれて、落ち込んだ時などにもよく読んでいます。

＊profile＊

村上真希

10代からモデルとして活動し、数々の雑誌、広告、ショーなどに出演。その後女優としても活躍の場を拡げ、舞台や映画への出演を重ねる。今年６月よりヒューマントラストシネマ渋谷にて公開された主演映画『seesaw』は、世界各国映画祭の招待作品となり話題に。10月27日（土）～11月2日（金）には大阪・第七藝術劇場にて１週間限定レイトショー公開も決定。作品、公開情報詳細は『seesaw』オフィシャルサイト、またはfacebookで公開中。
オフィシャルブログ　http://ameblo.jp/signalsmile/
 

衣装協力：sycomore blanche

photo：Hiroshi Homma
hair & make-up：Akiko Yamaki
text　：beauty news tokyo