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東コレ舞台裏〜et momonakia

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Mercedes-Benz Fashion Week TOKYOのオフィシャルヘアスポンサーであるロレアルプロフェッショナルが、et momonakia のヘアクリエイションに選んだサロンは「boms」。長きに渡り世界各国でのヘアショーを行ってきた経験を持つbomsの代表・山口波砂夫氏がディレクションするクリエイティブチームだ。

舞台裏は時間との戦い。使用アイテムとしては、ツヤ感を出すためには「ミシックオイル」。照明の熱さでオイルが飛んでしまうことを回避するべく、少し水を混ぜて使用することでツヤを維持させているのだそう。表面スタイリングの仕上げはやはり「エルネットサテン」。

ランスルーが終わったのはショー開始30分前という、客入れの直前。ここでデザイナーから、リーゼントスタイルのモデルはもう少し高さを出したい、そしてアイラインをもっと強く、というオーダー。リハーサルで全体感を見た結果での追加要望は然るべきだが、しかしとにかく時間がない!

とはいえ、これこそがショーの裏側。モデルたちはヘアメイクルームに戻らず、舞台裏で立ったまま調整。メイクを担当したメイベリン ニューヨークのスタッフと連携をはかり、狭い舞台裏で声を掛け合いながら、てきぱきと手を動かしていく。

今回のスタイリングに関して、boms 山口氏にお話を伺った。『デザイナー側からのオーダーはクラシックで、ヘアスタイルはシンプルに、という感じでした。(コレクションでは)さらっと乾いたヘアが多いですが、今回はプラスティックのような “ツヤ感” を求められたのだと思います』

boms 代表・山口波砂夫氏

スタイルは「ローノットのワンテール」「リーゼント風」「編み込みのソフトなダウンスタイル」という3つのカテゴリで作られている。『ひとつで結ぶスタイルはシルエット重視、とにかく洋服が綺麗に見えるように。リーゼントはちょっと男っぽく、角を出して作っています。髪が長くボリュームがある場合に角を出すというのは、実はすごく難しい。タイトに “面” を綺麗に出すスタイルは一番ごまかしが効かないですから、そういう意味でスタッフには、きめ細やかに、と指示しました』

これまでに海外を中心に数多くのショーでヘアディレクションを経験してきた山口氏。今回のスタッフのほとんどが、それを知らないメンバーだという。『この10年ほどはショーの仕事をしていなかったのですが、今回お話を頂いたときに「やりたい」というスタッフが多かったんです。であれば、みんなで経験をして今後に活かそう、と話しました』

ショーの仕事とサロンワーク、基本的には同じであるというのが山口氏の考え。『普段の仕事とちょっと現場が違うだけです。いつもはお客様のオーダーを受けているけれど、ショーはデザイナーのオーダーを受けるというだけ。そういう意味では大きな違いはありません。だからこそ、これも大切な仕事のひとつです』

山口氏以外は全員、バックヤード初参加というbomsの面々。この経験を活かし、今後の活躍が期待される。

 

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